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今日はご自宅で簡単に取り入れられるお仕事をご紹介します!
2才ごろから挑戦することが可能です♪

シール貼りの次はのり貼りに挑戦しよう!

シール貼りは、ご自宅でも取り入れやすく子どもがとっても集中して指先を使うお仕事で、おうちモンテをされている多くの方が経験されていると思います♪

シール貼りが簡単になってきたかな?と思われたら、ぜひ「のり貼り」のお仕事を準備してあげてください。シール貼りで培ってきた「ぴったり貼る指先の調整」が活かされ、図形の要素やのり筆を使用することによる鉛筆を持つための三本指を使った持ち方の準備、たくさんの手順を覚えて再生するワーキングメモリを鍛えること、が含まれるお仕事になります◎

のり貼りの準備物

のり貼りに必要なものを紹介します。

・台紙
(折り紙大の紙に、コンパスで円を書いたものからスタート)
手作りでも良いし、メルカリなどで販売している方もいます◎

・台紙に貼る紙
これも手作りもできまし、メルカリなどで購入しても◎
手作りの場合はカッターがあると便利です。

・のり
(市販のでんぷんのりを水で溶き、少量をケースに入れておくと扱いやすくて良いです)
・のり筆
(絵具用の筆で少し太めのものがおすすめ)
・のり筆置き
(箸置きが使用できます。写真はトレイで代用)
・濡らしたおしぼり
(手を拭きます)

のり貼りの提示

①まずは誘いかけを行い、用具を説明します

②台紙を指して「ここに円があるね。今日はこれにぴったりになるように貼りましょう」と言って、貼る紙を選びます

③貼る紙を台紙に合わせ「ほら、ぴったりですね」と確認します

④のりの容器を開け、のり筆にとり、台紙の枠線に合わせてのりを塗布します。「この線からはみ出ないように塗ろうね」
※必要があれば、のり筆の正しい持ち方(鉛筆と同じ)をゆっくり見せてあげましょう

⑤貼る紙を台紙に貼って、人差し指と中指で押さえます
「ぴったり貼れたね!」

⑥「手が汚れたらおしぼりで拭きましょう」と伝えます

提示は以上です。「やってみる?」と聞いて子供がやりたいと言った場合は活動させてください。

のり貼りからのステップアップ

円から始めるのは、角がなく合わせやすいからです。

1つの図形を貼る(円から初めて、三角形や四角形など)

何種類かの図形を組み合わせて貼る

自分で模様を構成して貼る

輪っか飾り、工作

このように発展させていくことができます。

また、のり筆をうまく扱えないお子さんはまずは指でのりをつけることから始めても良いです◎

ぜひ取り入れてみてくださいね♪

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