子どもは「感覚を通し動きながら学ぶ」

これはモンテッソーリが発見した子どもの学び方で、現代の科学でもそれが正しそうであることが解明されて来ています。モンテッソーリ教育ではこの子どもの学び方を生かし、子どもが自ら学べる様に、体系だった環境(≒教具)を準備しています。
(モンテッソーリ教育のかけ算導入の詳しいプロセスは別記事で解説します)

その学び方が腑に落ち、その様に学ぶ子どもたちを目の当たりにすると、
【九九の暗唱】がどうも気持ち悪い。子どもの学びに即してない様に感じてしまいます。※ここでは、九九の暗唱とは、いんいちがいち、いんにがに…という様に音の情報で丸暗記をさせることを指しています。

私としては【九九の暗唱】をテストするなんてナンセンスというか結構どうでもいいと思っています。なぜならば【九九の暗唱】は九九の覚え方の1つの方法でしかないからです。その方法に合った子かどうかを仕分けるだけの話です。そんなことをするのであれば、かけ算のランダムなテスト(100ます計算の様な)をひたすら解かせつつ、【個人の覚え方に合った九九の習得】を与えてあげた方が効果的だと感じます。

が、現実的には、小学2年生になると、九九の暗唱が算数の山場として登場します。そうすると、聴覚優位以外の子どもたちはここで「算数面白くない」「算数苦手」となる可能性がある。親としてはこれどうにかして避けたい!

子どもは本来、算数が大好き。勉強も大好き。今の教育システムに合わないからと言って、間違った自己認識が植ってしまうのは非常に悲しい。

ということで、親が家庭で実践できる、子どものタイプ別九九の習得方法を紹介していきましょう。

認知特性は3つ!テストしてみよう!

子どもに限らず、人は「五感」によって世界を認識しています。

人は五感によって世界を認識しています。
その五感とは、視覚、聴覚、身体感覚、味覚、臭覚のことを言います。
人は外部のものを理解するときや、内的なものを思考するときにもこれら5つの感覚を使っています。
(NLP-JAPAN ラーニング・センター ホームページより)

 

認知特性は3つのタイプに分けられます。
①視覚優位
②聴覚優位
③体感覚優位

九九の「暗唱」は聴覚優位な人には適した手法になります。

ご自身やお子さんがどういうタイプなのか?こちらでテストしてみましょう。

https://www.nlpjapan.co.jp/visual.html

聴覚優位タイプの九九の覚え方【耳で聞いて覚える】

聴覚優位の方が英語や技術などを学ぶ際には、
テープやCD教材など耳で聞きながら学ぶと理解が深まるでしょう。
(NLP-JAPAN ラーニング・センター ホームページより)

とある様に、CDやアプリから聞こえてくる九九を暗唱するのが効果的です。
学校の教え方でも十分覚えられると思います◎

教材としては七田式のCDが有名ですね。

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我が家ではアプリも使用していました。
https://apps.apple.com/jp/app/%E8%AA%AD%E3%81%BF%E4%B8%8A%E3%81%92%E4%B9%9D%E4%B9%9D%E8%A1%A8/id1473908440

使用の様子↓
https://www.instagram.com/p/CGFRyLzJV1z/?utm_source=ig_web_copy_link

娘はおそらく聴覚優位タイプ。
このアプリは大好きで、このアプリでほぼ丸暗記してました◎
学校でも「ミニ先生」になれるほど、早く習得したグループだそうです。

聴覚優位タイプの落とし穴は、
シチとイチ、シとニ、など音が似ていると間違えて覚えたりすることがあること。

対処法としては、
①そもそものかけ算の意味(4×3なら、4を3回足すということ)を再度確認する
→モンテッソーリ式でかけ算を学んだ娘は、「7×9は7×10から7を引いたもの」と理解しているので9の段や×9は早めに覚えました◎
(ここらへんのプロセスは教えるのではなく自分で気づいていくのが見ていて感動しました。でもピグマリオンでも似た様な活動をしていたので、過去の経験から閃いた可能性もありますが…)
1、5、2、9、6の段あたりは早かったです(暗記+即座に計算も可能なため)
そうなると、3、4、7、8の段に集中すればいいので、負担も少ないです◎

②他のタイプのやり方も試す
下に記載しているので試してみましょう。


視覚優位タイプの九九の覚え方【図形の様にビジュアルで覚える】

視覚優位の方が英語や技術などを学ぶ際には、
視覚で見える形、文字や図形などから学ぶと理解が深まるでしょう。
(NLP-JAPAN ラーニング・センター ホームページより)

とある様に、「九九表」を見ながら暗唱・図形として捉える
という手法が良いです。

教材としては九九表
見ながら(これポイント)声に出す

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図形として捉える、
とはこの様にモンテッソーリ教具の色ビーズやかけ算板を使用して行います◎
かけ算は四角形の面積(これはインド式かけ算の学び方と同じですね)
として捉えることができます◎

私自身はおそらく視覚優位。喋る時に上の方を見ちゃうし、ボディーランゲージも激しい。
そのため、かけ算は「7×8=56」という文字列で頭に浮かびます。
九九を唱えると逆にこんがらがるので、学校の宿題(九九の暗唱)をチェックする時にいちいち文字情報に直して聞いています。
皆さんはどうですか?私は普通なのかな?

 

体感覚優位タイプの九九の覚え方【書いて覚える】

体感覚優位の方が英語や技術などを学ぶ際には、「スペルを書く」、「具体的なやり方を試してみる」
など、手や体を動かしながら学ぶと理解が深まるでしょう。
(NLP-JAPAN ラーニング・センター ホームページより)

とある様に、「書く」「数える」という動作がポイントになります◎

我が家ではこの様に
色ビーズと金ビーズでたし算を繰り返し、九九の表を自分で作る 活動をしたり
かけ算暗算板を自分で作る活動をしたりしました。

7の段を計算しています。
7×3=21 に7を足していくつになるか数えています。
答えが分かったらノートに書き取ります。



次は、7×5を計算中。
数えているものが途中で10になったら、金ビーズと交換します。

繰り返し量のあるものを数えたり、書いたりすることがこのタイプには有効だと思います◎子どもは聴覚や視覚タイプでも、そもそも「感覚を通し動きながら学ぶ」のが大好きで得意なので、この手法はみんな大好きなはず。娘も「途中でやめてもいいよ」と言っても一気に全ての段を作っていました。


かけ算暗算板は右側の様なものです。
横軸が1〜10
縦軸が1〜10で
百ます計算の様に埋めていきます◎


まとめ

さて、3つのタイプに分けて、九九の覚え方を見てきました。「なかなか九九の暗唱に苦労しているなあ」というお子さんがいらっしゃったら、視覚優位タイプ・体感覚優位タイプの手法も試して見てくださいね◎

 

 

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