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質問:
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感覚教育はなぜ必要なのでしょうか?
下記の説明文章にあてはまる単語の組み合わせとして正しいものを選んでください。
私たちが身の回りの現実を認識するためには、感覚や知覚が元となっています。
視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚という五感の力によって初めて私たちは身の回りの現象や事物を知ることができるのです。
そしてそれに基づき、記憶・想像・思考という、より自立的な過程が形成されます。
つまり、「感覚・知覚」は人間の全ての知的活動の基礎となるから、感覚教育が必要なのです。
特に、幼児期には自己教育力が強く働き、子どもは自らの力で【A】から学び取っていきます。
その時に使うのは?
【A】に対して「【B】を通し、【C】ながら学ぶ」のです。
子どもは世界を目の当たりにして、自分の【B】を使って学びとります。
よりよく自分で学びとる力を引き出すために、感覚教育が存在しています◎
感覚教育と関わって集中現象を起こす子どもの背景には、次の3つの発達側面があります
①感覚の敏感期
(流れる水に手をかざし続ける・アリの行列をずっとみている・小さな音にも敏感になる・砂いじりが好きなど)
②無意識から意識への変化
(今で無意識に感覚体験を吸収していたが、大きいー小さい、明るいー暗い、色や図形の名称などの概念を意識的に整理したい)
③知性の萌芽
(1才半ごろから「比較」という知性が始まり、それが発展して対にしたり、段階づけたり、分類すること)
これを踏まえて、感覚教育の目的3つはなんでしょうか?
感覚教具の操作方法には3つあります。
①対にする
②段階づける
③仲間に分ける
ですが、英語での頭文字をとって
『◎◎◎』と表すことができます。
ペアリングとグレーディングの操作が含まれる感覚教具の活動には、
記憶練習が含まれます。
記憶練習は、知性の働きの一つである「記憶」を伴う活動です。
また、分野としては言語教育になりますが、
感覚教具を使用した「名称練習」という活動もあります。
大きい、小さいなど感覚教具で知覚する概念に
名称を与えます。
ピンクタワーでは「大きい・小さい」
色板では「赤・青・黄色」などの色の名称
幾何学立体では「球体・立方体・三角柱」などの立体の名称
がこれらにあたります。
この名称練習、進め方が3ステップあります。セガンの三段階の名称練習と言います。
第一段階【A】 名称を伝える
第二段階【B】 選択させる・大きいはどれですか?赤はどれですか?
第三段階【C】 名称を再現させる・これは何ですか?
A ・B・Cの順番に選択肢を並べ替えてください。
A
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B
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C
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感覚教育を始める前に大事なのが『直接体験・原体験』です。
日常の生活や自然(水遊びや泥だんご作りなど)を通して様々に体験をし、豊かな感覚体験を溜め込んでいなければ
抽象化して獲得する概念も生まれてきません。
次に大切なのは、感覚教育で得た「洗練された感覚器官」「概念の形成」「ものを考える方法」を
また直接体験の場にフィードバックし、さらに深い感覚体験をすることです。
直接体験(=具体)と感覚教育(=抽象)のサイクルを何度も繰り返していくことで
子どもの
・体験を秩序立てて見る力
・考える力・法則的なものの見方・観察力
・問題解決能力・想像力
を高めることができます。
例えば、色板という教具があります。色板の3箱は色の濃淡をグレーディングによって知覚する活動になります
この活動を通じて、自然にある色の違いも知覚できるようになります。
それは次第に紅葉したり、緑が深まったりすることに気付ける力になり
「なぜ色が変わるのだろうか?」「どうしてこのようなことが起こるのだろう?」と思考するようになり
さらに観察を深めたり思考する力へと昇華されていきます◎
このように
直接体験と感覚教育のサイクルを繰り返すことが大事です。
上記を踏まえ、
今日から、お子さんとの関わりの中で心がけようと思うことを教えてください。
この解答には自動的にポイントが与えられます。後から確認して修正することもできます。
感覚教育は【日常生活の練習】から続く教育分野です。
【日常生活の練習】では感覚教育を始める前に下記準備をすることも目的に含まれています。
①子どもが、大人や教具と信頼関係を築く
日常生活の練習のお仕事を通じて、提示を見る力や提示が面白いと思えるようになっていないと、感覚教育の実りが乏しいものとなります。
また、日常生活の練習を通じて、子どもの自信・意欲・挑戦する力をつけておく必要があります。
②基本的な運動能力を養う
感覚教具を扱うには、手先の巧緻性や目と手の協応動作が必要です。
それを養うのが日常生活の練習になります。
③自己コントロール力を養う
日常生活の練習を通じて、順番を守る、待つ、最後までやり通すという自己コントロール力を養います。
また逆に、感覚教育は知的教育分野への準備という側面もあります。
ペアリング・グレーディング・ソーティングという知性の働かせ方や
感覚を通し、動きながら学ぶという学び方を知った子どもたちは
その力を数の領域、言語の領域、その他自然科学や地理地学や歴史へと広げていきます。
数の領域に広がると
数量(具体物である算数棒という教具)と数詞(イチ、ニ、サンという名前)と数字(1.2.3という表記)をペアリングして数量概念を形成します。
言語の領域に広がると
視覚と触覚という五感を使って、手を動かしながら文字の形を知覚し、書き順を認識していきます。
文化の領域に広がると
ペアリングという操作を通じて時計が読めるようになり
ソーティングという操作を通じて生物の分類を学びとります。
質問があれば教えてください。
この解答には自動的にポイントが与えられます。後から確認して修正することもできます。